このページをご覧になったお母さま、お子様のアトピーで日々悩まれていることと思います。
我が子も膝裏、わきの下、内側の肘、パンツのラインなど、皮膚の弱いところに赤くガサガサと湿疹を繰り返していました。
小児科では当たり前のようにステロイド軟膏を処方されるのみでしたが、塗るのを止めると再発を繰り返し、重症ではないものの2年ほど軟膏が無いと湿疹が出てしまう状態でした。
病院が行う対処療法ではなく、根本的に治せないだろうか?
本やインターネット上で様々な情報を収集、実践して自宅で実践してみた結果、1か月過ぎた頃から改善が見られ、今では再発もなく全身ツルツルな肌になりました。
是非、お悩みの方に試して頂きたいので、私なりの改善策をお伝えできればと思います。
結論からお伝えしますと……
- お風呂では身体洗いにシャボン玉石鹸を使う
- お風呂あがりには、保湿剤ではなくワセリンを塗る
- タンパク質を多く摂る
- ビタミンCを摂る
この4点を実践すれば、かなりの改善が見られると思います。
項目ごとに説明していきたいと思います。
1.お風呂では身体洗いにシャボン玉石鹸を使う
2.お風呂あがりには、保湿剤ではなくワセリンを塗る
多くの方が、お風呂で使用しているのが泡で出るタイプのボディーソープ。しかし、界面活性作用のあるものは、皮膚の表皮を不安定にさせ、子供の薄い皮膚には刺激になります。アトピーになっている部分は既に皮膚のバリア機能が無く、皮膚の下の層が直接化学物質に触れることになるので、刺激の少ないシャボン玉石鹸で洗い、お風呂上りには保湿剤ではなく、うっすらワセリンを全身に塗って下さい。タオルドライ後乾燥してしまう前にすぐワセリンを塗って、お風呂で保湿されたお肌にラップをしてあげるイメージです。
<使用したシャボン玉石鹸>

<シャボン玉石鹸HPに記載の界面活性剤について>


<純度の高いワセリン>
Sun White(小児科医オススメの、不純物の少ないワセリンです)

Amazonなどでも購入できます↓
上記で肌への刺激を無くしてあげることが出来ます。
その次に身体の内面から皮膚を再生させてあげる材料を摂取する必要があります。
それに必要なのが、先にお伝えしていた、
3.タンパク質を多く摂る、4.ビタミンCを摂ることです。
皮膚って何から出来ていると思いますか?
そう、タンパク質です。そして皮膚の再生を助けるビタミンCも併せて摂取して下さい。
普段の食事でタンパク質多めの食事にシフトしていって下さい。ライスや小麦ばかりでお腹を満たしていても、栄養、材料不足では皮膚は再生しません。
ビタミンCは肝油にも含まれていますし、マツキヨやオリヒロなどでチュアブルになっているタブレットが売っていますのでそれをラムネ感覚で食べさせてあげて下さい。
ビタミンCは水溶性のビタミンで、オシッコとして体外に流れますので、過剰摂取の心配をしなくて大丈夫です。
<マツキヨのビタミンCチュアブル>

6歳の子供に、毎食後1粒食べさせていました。
母としては、アトピーの部分を何とか改善したい!すぐ治してあげたい!とその箇所に薬や保湿剤を塗りがちですが、今思えばそれがかえって皮膚への刺激になり悪化していました。身体の自然治癒力を信じて、”肌への刺激を減らしつつも栄養となる材料を摂取する”ことがアトピー改善への近道です。
お悩みの保護者の方々、是非試してみて頂きたいと思います。
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